R8オートフォーカスの5つのピント合わせ方式
R8レポートvol.11でR8のマニュアルフォーカスについて記事を書きましたが、R8には全部で5つのピント合わせ方式があります。
これは、メニュー画面の撮影設定「フォーカス」で、確認変更することができます。

マニュアルフォーカスについては、vol11で解説しているので、その他の機能について軽く説明しておきます。
初心者の方は、あとあとのターゲット機能の説明に必要なので、飛ばさずに読んでください。脱初心者の方は、スルーしてくださって結構です。
マルチAF(オートフォーカス)
取り扱い説明書によれば、「9箇所のAFエリアから測距し、最も近い位置にピントを合わせます。」とあります。
おそらく、最初カメラを購入した時は、このマルチAFになっていると思います。
デジカメで写真を撮影しようとすると、液晶画面に映った風景の中から、一番近いところにピントが合う、くらいに思っていればいいと思います。
どちらかというと、一点だけピントが合うというより、画面全体的にピントを合わせたい時はこちらです。
スポットAF
画像モニター中央部分の一箇所にピントを合わせます。
全体的にピントを合わせるのでなく、この一点にピントを合わせたい、という時に使います。ただし、ここへピントを合わせたい、ということは、自分で決めますが、ピント合わせの作業自体は、デジカメがしてくれます。
マニュアルフォーカス
デジカメにまかせていたのでは、思ったようにピントが合わない場合は、このマニュアルフォーカスを使います。ピント合わせの作業も自分でします。
スナップ、∞
そのほかにも、近距離(約2.5m)にピントを合わせるスナップ、無限遠にピントを固定する∞(遠くの風景を撮影するとき)などがあります。
AE・AFターゲット移動の設定方法
さて、通常、コンパクトデジカメなどえ、どこかにピントを合わせたいときは、画面中央で被写体をとらえ、シャッター半押しにして、焦点距離をキープしたのち、シャッター半押しのまま、デジカメを動かして好きな構図を決め、シャッターボタンを押すというのが、今までの常識(?)でした。
しかし、T200には、タッチでピント合わせが出来る便利な機能があり、話題となりました。
R8にも、AE・AFターゲット移動という、デジカメを動かさずにピントを合わすことができる便利な機能があります。
使い方は、アジャストボタンをまず一回押します。
すると右上に、□が出てきます。□は最大5つまでですが、左から4つめまでは、自分がよく使う機能を登録することのできるショートカットアイコンです。
ここに、登録しておけば、いちいちメニュー画面から何ステップも踏むことなく、一発で設定画面に入ることができます。
そして、一番右の十字ボタンのようなアイコンが、AE・AFターゲット機能です。この機能は、デフォルトで設定されており、ほかの機能に変更することはできません。
そして、この十字ボタンに黄色いカーソルを合わせると、次のようなメニューが表示されます。

「AF」が、自分のピントを合わせたいところに、合わせるメニューです。
「AF」を選択すると、メニュー画面での設定にかかわらず、ピント合わせの方式が「スポットAF」に変更になり、十字モードで決定した部分にピントがあいます。測光モードは、メニュー画面で設定された方式のままです。
「AE/AF」なら、ピントがスポットAF、さらに、測光モードもスポットAEに変更され十字ボタンで設定した部分にピントが合い、写真の明るさも十字ボタンで設定した部分を基準に明るさを決定するようになります。
現在は、黄色い○印が設定されていて、OFFになっています。横長の黄色いカーソルでAFを選択し、アジャストボタンを押すと、十字ボタンが現れます。

この十字ボタンを動かすには、アジャストボタンを上下左右に倒すことで移動させることができます。

ピントを合わせる位置が決まったら、アジャストボタンを押し、確定した後、撮影します。
撮影サンプル
実際にAFターゲット移動を使って撮影したお菓子写真のサンプルです。
クッキーを天板に絞り出したところを斜め上から撮っています。手前にピントを合わせた場合。

遠くのクッキーにピントを合わせた場合。

今度は、焼き上がった小さなクッキーを小さなお皿に5つほどのせて撮影しました。
手前にピントを合わせた場合。

奥側のクッキーにピントを合わせた場合。

意外とボケが表現できるものです。
AFターゲット機能まとめ
T200のタッチパネルに慣れていたので、最初は思わず、画面にタッチしたりしてとまどうことも多かったです。しばらくは、ターゲット移動を使わず、画面中央で半押しして構図決定という従来のやり方を使っていました。
たまたまこの記事を書くために、クッキーをターゲット移動機能で撮影したのですが、実際に使ってみると、案外使いやすく、今後は利用してみようと思いました。
T200のタッチパネルはとても使いやすいのですが、慣れるまでは、タッチするときに、構図が動いてしまう難点がありますが、その点、R8のターゲット移動の方が、構図を動かさずに、ピント先を移動できるような感じを受けました。
また、わたしは、マクロは手持ち撮影が多いので、シャッター半押しでも対応できますが、きちんと、三脚を使用して撮影している方には、大いに助かる機能だと思います。
リコーのターゲット機能対応機種をお持ちの方、ぜひ使ってみてください。
リコーR8情報
リコーR8の後継最新機種は、2009/11/24現在、CX2です。
当サイトでレビュー中ですので、興味のある方はレビューをご覧ください。
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