基本的なマクロ撮影やホワイトバランスの操作の仕方がわかったら、今度は実際に和菓子を撮影してみましょう。
今回の和菓子は、東京都練馬区「あわ家惣兵衛」さんの「秋どら」。ハロウィンの時期にふさわしいかぼちゃどら焼きです。
全体を写した写真
ここで、一つあなたに質問ですが、もしあなたが、自分の写真ってなんだか迫力ないなあと思っているなら、普段こんな写真を撮っていませんか?

これは、どら焼きの全体がわかるように、画面にうまくどら焼きがおさまるようにして、撮影した写真です。
もしかして、あなたの撮る写真は、全部こんな風に、全体を写した写真じゃないでしょうか?
全体を写さなければという思いこみ
初心者の方にありがちなのが、とりあえず、全体像をおさめなければいけないと思ってデジカメを被写体に向けていることじゃないかと思うのです。
その結果、こじんまりとしてはいるけれど、なんとなく迫力に欠けた写真になってしまう、ということになります。
もちろん、和菓子やスイーツの全体像は、こんな和菓子なんだよというのを伝えるために、1枚は必要かもしれません。
でも、
画面から被写体が
はみ出てたっていいよね、
と自分は思うんです。
画面からはみ出てもいいから、思い切り近づいて撮る
lesson1でも、「ぐっと近づいて撮ろう」という記事を書きましたが、画面からはみ出ることを恐れず、ぐっと被写体の和菓子やスイーツに近づいて撮ってみましょう。

はみ出ることを恐れずに、
ぐっと近づいて撮ると、
さっきは見えなかった
また違ったものが見えてきませんか?
さっきはよく見えなかったどら焼き生地がふわふわして、ぴかぴか光っているところとか、さっきより、美味しさが増して見えるような気がしませんか?
画面からはみ出ていても、どら焼きだということは、じゅうぶん伝わりますし、ぐっと近づいて撮影したことで、迫力も増し、またどら焼き表面の様子もよく伝わり、より美味しそうな写真になっています。
これは、どら焼きだけでなく、ほかの和菓子やスイーツなども同じです。今度おやつを買ってきて、デジカメで撮影するときは、是非画面から和菓子がはみ出るくらいにぐっと近づいて撮影してみてください。

lesson7:まとめ
全体を写した写真も必要だが、和菓子やスイーツの美味しさを伝える写真を撮るためには、
画面から被写体が
はみ出すことを恐れず
ぐっと近づいて撮影する。
いつもと違う何かをそこに見つけることができるはずです。
