真上から、斜め上から、水平方向から撮る:lesson11
さて、前回までは、和菓子やスイーツを東西南北どちらの方向から撮影するか的なお話でしたが、今回は、上から撮るか、斜めから撮るか、水平方向から撮るかというお話。
図で表すと、こんな感じでしょうか?
真上から撮る
例えば、商品の上の部分をお客さんに見せたい時とか、和菓子の真上にとても見せたいものがある時とかは、真上から撮影することもありますが、まずあまり使わないアングルです。
おやつの、敷島堂のマスカット吉備団子を撮影してみました。う?ん、わたし的にはあまりしっくりしない角度です。
初心者の方で、自分の写真って今一歩と思われている方、もしかして、真上から撮ってたりしていませんか?
場面によっては必要な真上からの写真ですが、「読者を感動させる」には、ちょっとインパクトが弱いかもしれません。
斜め上から撮る
ブログでもよく見かけるし、使い勝手が良いのもこの斜め上から撮影するアングルです。
というか、テーブルに和菓子やスイーツを置き、椅子に座って普通にカメラを向けると、このアングルになります。
斜め上から、マスカット吉備団子を撮影してみました。
真上から撮ると、真上の情報だけ、横から撮ると横の情報だけしか伝わりませんが、斜め上から撮ると、真上の情報と横の情報をバランスよく伝えることができます。
是非、活用していただきたいアングルです。
水平方向から撮る
いわゆる視線を低くして横から撮ることです。ローアングルになると、下から上向きに撮る感じですが、そこまではいきません。ほぼ水平の視点。
実は、うまく撮影できれば、非常に印象的な写真を撮影することができるのも、この水平方向のアングルです。
先ほどのマスカット吉備団子を、水平方向から撮影してみました。
先ほどから、3つの角度で撮影してきましたが、水平方向から撮影したマスカット吉備団子が一番、印象深くないですか?
実は、「和菓子ハンターが行く!」でも、「これは!」という写真には、水平方向からの写真が多いんです。
あまり、水平方向からの写真を撮影したことのなかった方は、是非挑戦してみてくださいね。
lesson10まとめ
一番たくさん情報を伝えやすく、
使いやすいのは、和菓子やスイーツを
斜め上から撮影した写真。
うまく撮影できれば、
インパクトを与えることが出来るのは、
水平方向からの写真。
ところで、水平方向からの写真を撮影する時には、一つ気をつけなければならないことがあります。それは、背景処理の問題です。続きは次回。
今回の撮影に使った和菓子:敷島堂「マスカットきびだんご」
楽天市場:天満屋ネットショップ
でお取り寄せできます
▼【岡山の銘菓】<敷島堂>マスカットきびだんご15個入り
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