前回は、和菓子やスイーツののったお皿を回して撮影しましたが、今回は、あなた自身が動いて位置を変えて撮影する、ということをやってみたいと思います。
たとえば、わたしは、台所でいつも和菓子やスイーツを撮影していますが、動いて撮影するとなると、こんな方向から撮影するようになります。

こうやって、自分が撮影場所を移動すると、一体何が変わるのでしょうか?和菓子の方向を変えるだけなら、和菓子のお皿を回せばすむ話しです。
自分が動いて光の当たり方を変える
実は、
自分が動くことで、
和菓子やスイーツに当たる
光の当たり方を変えよう
ということなのです。
ぶっちゃけ、写真が上手に撮れるかどうかは、光を上手に当てているかというのが大きなウェイトを占めていると自分は思っています。
光を制するものが
写真を制する
と言ってもいいかと思います。
プロのカメラマンがスタジオで撮影する場合は、ライトの位置を変えたり、レフ板を使ったりして、光の当て方を調節します。
しかし、スタジオもライトもレフ板もないわたし達は、自分と和菓子の位置を変えることで、光の当て方を変えることができるのです。
我が家の光事情
さっきの図に、我が家の光の様子を付け加えてみました。

北と東に窓があり、そこから朝から夕方までは、太陽光(赤の矢印)が入ってきます。さらに、蛍光灯(ピンクの矢印)が、北の窓と天井にとりつけてあります。
簡単に言ってしまうと、4方向から光があたっていることになります。
では、自分が移動して撮影するとどうなるのか?和菓子の向きは常に一定にして移動して撮影してみることにします。
南側から
まずは、テーブルの南側から撮影してみます。

写真の感じは、光は和菓子の向こう側から来ている感じですが、実際には、和菓子の右側からも、光が差しています。

東側から
次は、テーブルの東側から撮影します。

光が和菓子の右側(北)からさしています。東側からの光を身体がさえぎるようになるため、手元に影が出来ています。

北側から
次は、テーブルの北側から撮影します。

撮影者の斜め後ろの窓(北)と左手の窓(東)から太陽の光が入ってきています。右手前が少し影になっています。

和菓子の向きを常に撮影者の正面一定の向きにすることで、光の当たり方の違いが、写真に微妙な変化を与えていることが見ていただけましたか?
和菓子の皿を回す+自分も動く
では、lesson9の皿を回して撮ると、lesson10の自分が動いて撮るを組み合わせるとどうなるか?
和菓子は、一定の向きに固定し、自分が動いて撮影するというのがこの状態です。
どんな写真になるかちょっと見てみましょう。
まずは、南側から。これは、自分が動いて撮影するのと同じ状態です。

和菓子の位置はそのままに、自分だけ動いて、テーブル東側から撮影してみました。なんとなく間抜けな感じ。

さらに和菓子の位置はそのままで、自分だけ動き、テーブル北側まで移動して撮影しました。南側から写したのと、また印象が違います。

このように、たった一つの和菓子を撮影するのでも、和菓子の向きと自分の位置を変えることによって、さまざまな雰囲気の写真を撮影することができます。
できれば、真上からの光(たいていの家では蛍光灯があると思いますが)のほかに、窓からの光がある場所が撮影に適していると思います。
スタジオセットやライトがなくても、工夫次第で、あなたの写真はもっと素敵になるはずです。
lesson10まとめ
自分の位置を変えて撮影すると
和菓子に当たる光の向きを変えることができる
和菓子を動かし、
自分が動き、
いろいろな角度から光を当てて
和菓子を撮影してみよう!
今回の撮影に使った和菓子:敷島堂「夢せん」抹茶
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